コパノリッキー(牡6)
調教師:村山明(栗東)
馬主:小林祥晃
生産者:ヤナガワ牧場
産地:日高町
通算成績:20戦10勝(10-2-2-6)
主な勝ち鞍:’15フェブラリーS(G1)
血統:父ゴールドアリュール、母コパノニキータ
2015.11.03 JBCクラシック競争(G1、大井・ダ2000m)?1着
1着 8-15 コパノリッキー(牡5)/武豊/3番人気
2着 3-5 サウンドトゥルー(セ5)/大野拓弥/4番人気
3着 5-10 ホッコータルマエ(牡6)/幸英明/1番人気
先手を取った武豊騎手騎乗のコパノリッキーが、そのまま直線に入って後続を突き放し、中団から脚を伸ばしたサウンドトゥルーに2馬身半差をつけて優勝。状態が非常に良く、鞍上の武豊騎手もレース後に状態の良さを絶賛。気持よく逃げさせ、ペースをコントロールした武豊騎手の好騎乗も光った。
2015.12.06 チャンピオンズC(G1、中京・ダ1800m)?7着
1着 2-4 サンビスタ(牝6)/M.デムーロ/12番人気
2着 1-1 ノンコノユメ(牡3)/C.ルメール/3番人気
3着 1-2 サウンドトゥルー(セ5)/大野拓弥/5番人気
7着 4-7 コパノリッキー(牡5)/武豊/1番人気
1番人気に推され、レースでも積極的にハナを主張して先手をとったものの、外国馬のガンピット、ボウマン騎手のテン乗りクリノスターオーに絡まれ緩みのないペースに。差し馬が有利なペースとなり最後は外から鋭く脚を伸ばしたサンビスタが優勝。息を入れることが出来なかったコパノリッキーは7着に沈んだ。
2015.12.29 東京大賞典競争(G1、大井・ダ2000m)?4着
1着 4-5 サウンドトゥルー(セ5)/大野拓弥/3番人気
2着 8-13 ホッコータルマエ(牡6)/幸英明/1番人気
3着 3-4 ワンダーアキュート(牡9)/和田竜二/6番人気
4着 7-11 コパノリッキー(牡5)/武豊/2番人気
今回もハナを主張していくが、ホッコータルマエがぴったりマークして逃げ馬には厳しい展開に。最後はサウンドトゥルーが直線で抜け出しG1初制覇を飾った。ホッコータルマエがコパノリッキーを交わして2着に入着。マークされる展開になるとどうしても厳しくなる一面がここ2戦で出てきている。
フェブラリーSの見解
近2戦の負け方からして新たな出方を期待したいところ。調教では前に馬をおいており、今回は番手での競馬が予想される。どうしても息を入れるタイミングがほしいところで、逃げればその可能性は薄くなる。
好位からいい流れにのり、直線で先頭に立って押し切る競馬が理想だが、前からも後ろからもプレッシャーのかかる競馬になると今回も厳しいか。
今年のフェブラリーSはノンコノユメやモーニンといった有力馬に人気が集まりそうなのでマークは多少分散されそうだ。丸1年手綱を握ってすっかりコンビが定着した武豊騎手がどう出るかというところに、他の騎手も思慮を重ねているところだろう。
楽逃げさせたらまずい馬なのでマークは依然として厳しいだろうし、今年は前で競馬をする馬も多いので揉まれる可能性も。ここでもまだ買いづらいというのが正直な見解だ。